Ｃプログラミングの基礎

この章でやること(目次)

例４－１

/* rei4-1.c */
#include<stdio.h>

void main(void){
printf("This is a simple c program!!");
}

例４－２

/*      rei4-2.c    */
#include<stdio.h>

void main(void){
    int  i;
      i=0;
      i=i+5;
        printf("%d",i);
}

図：書式形式

void main(void){
        ……;
        ……;
        ……;
}

　Ｃ言語にはある決まった書き方があります。ここではＡＮＳＩ　Ｃ(Ｃの決まりの規格)にしたがって基本的な決まりを説明します。この書式にそって書けば例４－１や例４ー２のようにプログラムから、売っているようなソフトウェアまでなんでも作ることができます。

　プログラムのメインは通常　void　main(void){　と　}　の間に書きます。{　}　をブロックといい、プログラムはこの単位で仕事をします。void　main(void){}の間以外にプログラムを記述する方法は１０章の関数で説明します。
　ブロックの間に書かれたプログラムは一つ一つの命令からなっています。この１つ１つの命令の後ろには；(セミコロン)を必ず書きます。これは日本語における”。”のような役目を果たしています。
　基本は以上の２つですが、初心者のコンパイル時の文法エラーはこの間違いが多いのでエラーが出たときにはチェックしてみるといいでしょう。